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歯周病と歯みがき

2018年10月29日

歯周病の予防でもっとも効果的なことをご存じでしょうか?
それは、正しい歯みがきです。
歯周病の原因は、歯に付着した細菌です。彼らは歯に残った食べカスなどを栄養源として増殖し、唾液では対抗できないプラーク(歯垢)を作って歯と歯茎の間にこびりつきます。
歯と歯茎の間は、細菌にとっては最適な環境ですので、どんどん増殖して、歯茎に炎症を起こさせるのです。
つまり、歯周病を防ぐには、歯の食べカスをきれいに取り除くことが重要です。また、歯にこびりついたプラークも、歯ブラシであれば除去できます。
そのため、正しい歯みがきを毎日行うことが、歯周病を防ぐ効果的な対策になるのです。
いまは、インターネットなどでも、正しい歯みがきの仕方を調べることはできます。ぜひ1度、自分の歯みがきの仕方を振り返ってみましょう。
そして、自分は大丈夫だと考えず、1度歯医者さんで正しい歯みがきを習ってみてください。歯科医で指導を受けると、驚くほど改善することがあるものです。
当院では、一般歯科治療の他、予防歯科治療も行っております。お気軽にご相談ください。
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口内炎のできる流れ

2018年10月26日

口内炎ができると、非常に辛いです。
食べ物はもちろん、飲み物すら傷にしみて痛み、何も口にしたくなくなります。
しかし、そんな口内炎は、いつもできている人と、滅多にできない人がいるのをご存じでしょうか?
じつは、口内炎ができるには、一定の流れがあるのです。その流れがスムーズに進んでしまって口内炎になる人と、途中のどこかがせき止められて、口内炎にならない人がいるわけです。
今回は、そんな「口内炎になる流れ」を紹介しましょう。
次の手順が最後まで達したとき、口内炎が発症します。
1.口腔内に傷ができる
2.口腔内の傷に細菌が感染する
3.免疫力が低下してきるため、感染した細菌が繁殖してしまい、炎症が起こる
口腔内にできる傷は、防ぐのが難しいもので、食事をする人であれば、どれだけ気を付けていても、大なり小なり、口内は必ず傷ついていまっています。
そのため、対処できるのは、2.か3.になるでしょう。
2.の対策は、きちんとした歯磨きと、唾液を多く分泌することです。
特に、後者の唾液については、常に口腔内を洗浄、殺菌してくれますので、大きな影響があります。
また、3.については、睡眠や栄養の不足、ストレスなどの影響がありますので、それらの改善が必要になるでしょう。
当院では、一般歯科治療の他、予防歯科治療を行っております。気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください。
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虫歯の痛みと根管治療

2018年10月23日

虫歯は自然に治ることはないと言われています。
放置しているとどんどん進行して、歯の表面から内部、歯の根へと進行していきます。
そんな重度の虫歯になると、虫歯菌は歯の神経や血管が入っている歯髄まで冒します。歯髄まで虫歯菌が進出すると、神経が炎症を起こしますので、激しい痛みが襲ってくるのです。
つまり、虫歯の痛みが出てきているということは、虫歯が神経にまで達してしまっているということになります。
そこまで虫歯が進行してしまうと、一般的な虫歯治療(虫歯に冒されている部分を削り取る)だけでは対応できず、冒された歯髄を除去して歯髄が格納されていた管(根幹)を洗浄、滅菌するなどの根管治療が必要になってきます。
しかし、根管治療は、非常に繊細で難しい治療です。
根管治療がうまくいかなければ、歯を失ってしまうリスクが上がりますので、激しい虫歯の痛みがある場合は、根管治療を専門に行っている歯科医へ相談することをおすすめします。
当院では、一般歯科治療だけではなく、根管治療を専門的に行っております。
お口の中のことでご心配な事がございましたら、ぜひご相談ください。
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歯周病セルフチェック

2018年10月20日

初期の歯周病はまったく自覚症状がなく、とても静かに進行していきます。
そのため、気が付いたときには、治療に時間がかかり、最悪の場合は葉を失ってしまうような場合も少なくありません。
そういった最悪のことになる前に気付けるように、歯周病のセルフチェックについて紹介します。
じつは、歯周病は痛みなどを感じなくても見た目が変わっていることがあります。そのときに、以下のような症状はないでしょうか。
・歯茎の色が赤い(正常な歯茎はピンク色)
・歯茎が晴れている
・歯の根元当たりで、歯と歯の間にすき間ができている
・歯が長くなったように見える
・上の前歯が出っ歯になったような気がする
また、普段は何ともなくても、以下のようなことはないでしょうか?
・疲れると、歯茎が晴れる
・歯の根元あたりがむずむずすることがある
・歯が浮いたような感じがすることがある
・朝起きたときに、口の中がねばねばして苦い
・歯と歯の間にものが挟まりやすくなった
・冷たい(熱い)ものが歯にしみることがある
・口臭があると言われた
これらの症状は、歯周病の典型的な初期症状です。
気が付いたら、歯科医へ相談することをおすすめします。
当院では、一般歯科治療の他、歯槽膿漏など歯周病の治療も行っております。気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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根幹治療と細菌感染

2018年10月17日

根幹治療というのは、歯の根にまで細菌が感染してしまった状態の治療です。
歯の根には、とても細くて長い、時には曲がりくねった根管と呼ばれる管があり、そこに神経が収められています。歯周病や重度の虫歯になってしまうと、残念なことにその根幹にまで細菌が侵入してしまいます。
そうなると、どんなに丁寧な歯磨きをしても、最近はどんどんと繁殖し、歯の根から顎の骨まで溶かしてしまうのです。そのため、根幹治療は歯の根の奥まで徹底的に洗浄し、完全に滅菌してしまいます。
そのうえで、薬を詰めて密閉してしまうことで、治療するのです。
そんな根幹治療で最も重要なのが、「外部から細菌を入れない」ということです。
ただでさえ、お口の中は細菌だらけです。毎日歯磨きをしている人でも、その唾液の中には細菌がいます。
そんな状態で細い歯の根を滅菌するわけですから、歯科医が使う道具やタービンなどの医療器具も徹底的に滅菌した状態でなければいけません。医師が使う手袋やエプロン、マスク、棚、診療室全体が清潔でなければいけません。
無菌室とまでは言えませんが、根幹治療というのは、そこまで気を使った環境で行うことで、ようやく成功する確率を上げられる基本ができると言えるのです
当院では、根幹治療の基本を押さえ、徹底的な滅菌対策を行っております。お口の中で気になるところがありましたら、お気軽にご相談ください。
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口の中の白いもの

2018年10月14日

歯磨きを滅多にしない、という人は少数派でしょう。ほとんどの人が、1日に1回以上は歯磨きをしていると思います。
では、口の中を見る人はどれくらいいるでしょうか?
毎日歯磨きを欠かさず、フロスや歯間ブラシを使っている人でも、意外と歯や歯茎以外の場所を見ている人は多くありません。
舌の側面や頬の内側、特に奥歯の奥のあたりなどは、しっかりとみている人はあまりいないのではないでしょうか。
毎日の歯磨きのときに、そういったところも確認することをおすすめします
なぜなら、そういったところに白いものが板状や線状、網目状になって存在していることがあるのです。それらは、白板症や扁平苔癬、口腔カンジダ症などといった、細菌感染による炎症です。つまり、口の中に白いものがあるというのは、健康な状態ではないということです。
もちろん、そのままで何の症状も出ずに治癒することもあります。しかし、そこから口腔がんへと進行する例も少なくないのです。
そのため、口の中に白いものがあれば、まったく痛くなくても、一度歯科医に相談していただくことをおすすめします。
当院では、一般歯科治療の他、予防歯科治療を行っております。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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歯周病で歯を失うとインプラント治療できない?

2018年10月11日

重度の歯周病になると、歯を支える骨にまで歯周病菌が感染し、骨を溶かしてしまいます。
そのため、歯周病になると、健康に見える歯でもグラグラとしたり、抜けてしまったりしてしまうのです。
本来であれば、そこまで症状が進行する前に治療を行い、自分の歯を失わないようにしなければいけません。
しかし、運悪く治療が間に合わなければ、歯を失ってしまうことになります。
そうなった場合、インプラントで代用しようと考える人も少なくないのですが、「歯周病で歯を失った=歯を支える骨を失った」という構図から、失った歯を取り戻すインプラントは、選択できませんでした。
インプラントは、骨に土台を埋め込んで人工歯を取り付けますので、その骨がなければどうしようもないからです。
しかし、じつは、「100パーセント不可能」ではありません。
「エムドゲイン法」や「GBR法」、「骨移植」などの新しい治療法を用いることで、時間はかかってしまうかもしれませんが、失われた骨を再生できることがあるのです。
そして、骨さえ再生できれば、インプラント治療が可能なのです。
もちろん、骨再生を行うには、相応の設備や技術のある専門の歯科医に診ていただく必要がありますが、歯周病で歯を失ったからといって、インプラントを諦めるのはまだ早いでしょう。
当院では、歯周病治療だけでなく、インプラントや歯科矯正治療も行っております。
お気軽にご相談ください。
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歯周病の治療期間

2018年10月8日

歯周病の治療は1回で終わるようなことはなかなかないと考えた方が良いでしょう。
そのため、どうしても一定の治療期間がかかってしまいます。具体的には、軽度の歯周病で1カ月から2カ月、重度の歯周病であれば1年程度です。
実際には、治療方法や予後の状態によりますが、基本的には、患者様が自分でプラークコントロールをすることができるようになるまで様子を見るのが一般的です。
なぜなら、歯周病は口内環境が悪く歯周病菌が繁殖しやすい状況になれば、すぐにでも再発するものでだからです。
歯周病の治療というのは、ただ口内の炎症をなくして痛みや違和感をなくすというものではありません。患者様が、快適に生活できるようにならなければ、意味がないのです。
そのためには、歯科医に頼ることなく、自分で口内環境を整えることができなければいけません。そこまでできるようになって、はじめて治療終了と言えるのです。
もちろん、定期的に歯科検診を行って、クリーニングなどをしていただければ、より快適な生活を送れるようになります。
ぜひ、歯科医へご相談ください。
当院では、一般歯科治療の他、歯周病治療も行っております。
他院で治療を受けている方でも、なにか心配事があればお気軽にご相談ください。
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歯周病と歯科矯正

2018年10月5日

歯並びが悪く、歯科矯正を検討している人の中には、歯周病になっている人が少なくありません。
なぜなら、歯科矯正を行おうと考えるほどということは、それだけ歯みがきなどがしにくい歯並びになっており、きちんとメンテナンスができていないことが多いからです。
そのため、歯科矯正を行う前に、まずは歯周病を治療することが必要になってきます。
同様に、歯周病治療で来院された人の中には、歯並びが良くない人が多い傾向にあります。これもまた、歯並びの悪さによるオーラルケアの難しさが理由です。
歯周病は治療したら終わりではなく、その後の歯みがきなどのオーラルケアで再発しないようにすることがとても重要なのです。
つまり、歯周病治療と歯科矯正はセットで考えることが少なくなく、むしろ、歯周病治療のあとに歯科矯正を行うことで、その後の再発リスクを抑えることができると言えます。
もちろん、歯科矯正には相応の時間がかかってしまいますが、歯周病になりやすい口内環境をなくすという意味ではとても効果のある治療ですので、歯科医から相談があれば検討してみることをおすすめします。
当院では、一般歯科治療の他、歯科矯正の治療も行っております。
口内環境で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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子供の歯周病

2018年10月2日

歯周病というと、おじさんの病気のようなイメージを持っている人は少なくありません。
しかし、実際には、日本人の8割以上が大なり小なり歯周病を患っており、子供の頃に始まった歯周病が大人になって重症化し、自覚症状が現れるということが多いのです。
そのため、子供の頃から歯周病対策を行い、大人になって困らないようにすることはもとより、歯周病を早期発見できる工夫が必要です。
そこで、今回は子供の歯周病を早期発見するためのポイントを紹介します。
・歯茎の状態
歯茎が腫れていたり、赤くなっていたりしないでしょうか? 特に触ってぶよぶよになっているのは、「歯肉炎」になっている証拠です。そのまま放っておけば、歯を支える骨にまで炎症が起きて、歯が抜け落ちてしまうことになります。
・口臭
子供は、基本的に口臭があまりありません。もちろん、食べたものの臭いはしますが、それほど酷い臭いはしないものです。しかし、そんな子供の口臭が気になるのであれば、危険信号です。
先ほど紹介した歯肉炎になっていると、歯茎から膿が出たり血が出たりして、それが独特の臭いを発するのです。ぜひ、1度歯科医に相談してください。
当院では、一般歯科治療だけではなく、歯周病の治療なども行っております。
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