根管治療と治療期間
2018年9月17日
根管治療は、「時間がかかるもの」と思っていないでしょうか?
確かに、日本の普通の歯科医で根管治療を行うと、「歯の根を消毒し、薬剤を詰めて蓋をする」ということを何度も行います。
1週間に1回や月に1回そんな治療をひたすら行い、何度も蓋をしては開けて消毒薬で歯の根を殺菌することで、歯の根に潜んだ細菌を根絶やしにしようという治療です。
しかし、その治療は、わずかに残った歯を疲弊させ、歯が割れたり、失われたりするリスクを高めている可能性があるのです。
そもそも、消毒薬をどれだけ大量に何度も使おうとも、その効果には限界があります。
また、歯科治療は細菌に冒された患部を削るものですので、何度も治療を行うと歯が薄くなります。
その上、歯に空いた穴を何度も開け閉めすることで、細菌感染のリスクが非常に高まり、細菌を根絶するどころか、新たな感染のチャンスを与えているのです。
そのため、根管治療をするのであれば、1度の治療で徹底的に細菌を根絶し、完全に密封して予後観察するくらいでなければいけません。
もちろん、そのためには相応の設備や道具、知識や経験のある専門医にかかる必要があります。
もし、根管治療が何ヶ月も続いてしまっているのであれば、専門医に診てもらうことをおすすめします。
当院は、根管治療専門医として、設備や道具はもちろん、豊富な経験と知識に裏付けられた納得できる治療をしています。
ぜひ、ご相談ください。
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