根管への細菌感染
2018年9月5日
根管治療を行うのは、どういった場合でしょうか?
虫歯が酷くなって、痛みが酷い?
歯周病が進行して、歯がぐらつく?
そのどちらも正解ですが、実際にはどちらも同じ状況です。
それは、歯の根(根幹)まで細菌感染が進んでしまった場合です。根幹にまで細菌感染が及んでしまった結果、細菌が歯の神経を冒して酷い痛みを生みます。
また、歯の根やあごの骨まで細菌に溶かされてしまうので、歯がぐらつくのです。
そのため、根管治療を行って、歯の根から細菌を除去し、薬剤を詰めて密封することで、それ以上の進行を防ぐわけです。
ただ、人間の治癒能力はたくましいもので、細菌をきれいに除去してあげれば、溶かされたあごの骨もしっかりと復活します。
ただし、根管治療をしても、歯については復活することはありません。そのため、できるかぎり早い段階で見つけて治療することが先決なのです。
根管治療をするにしても、早期発見早期治療の方がすべてにおいて良いに決まっていますので、気になることがあれば、すぐに歯科医へ相談しましょう。
当院では、根管治療を多数行っております。何か口内のことでご不安な事がございましたら、お気軽にご相談ください。
http://www.icco-d.com/