根管治療を受ける歯科医の選び方
2017年9月1日
歯茎が腫れていたり、虫歯が進行していて大きな穴が空いたりすると、根管治療を受けなければならない可能性があります。
しかし、根管治療は、知識と技術、経験が必要です。
治療後に痛みや違和感が起こることもありますし、再発して歯を抜かなければならなくなることもあります。
もちろん、そんなことが起きないように治療するのは当然ですが、歯科医師の経験が不足していたり、知見が足らなかったりすることもあるでしょう。
そのため、根管治療を受けなければならないような場合は、きちんと治療してくれる歯科医を選んでから、診断を受けたいものです。
より良い視界を選ぶための確認ポイントがいくつかありますので、紹介しましょう。
・余裕を持った治療時間を確保してくれる
どれだけ歯科医師の技術や知識があっても、短時間で治療をするとなると、見落としや治療漏れなどが発生します。そのため、治療の予約などの時間が余裕を持った単位でスケジュールされている歯科医を選んだ方が良いでしょう。
・神経を残してくれる
そもそも、根管治療を行うような事態にならないようにするのが、もっとも重要なことです。そのため、虫歯が神経のある部位まで進行していたとしても、神経を取らないで行える治療を検討してくれる歯科医を選ぶべきでしょう。
そういった歯科医であれば、仮に神経を取って根管治療を行うことになったとしても、丁寧な手厚い治療を行ってくれることが多いです。
・設備が整っている
歯科医の知識や技術、経験があっても、きちんとした設備が整っていなければ、見落としが起こる可能性が出てきます。
CTで根幹の形を確認してから治療をしたり、拡大鏡を使って肉眼では見えない汚れを除去したりなど、最新の設備を使って、間違いのない治療を心がけている歯科医を選びましょう。