仮歯が入っているときの注意事項
2016年4月22日
前回は仮歯の役割について解説しました。今回は仮歯が入っているときの注意事項です。大まかに言うと次の通りです。
・仮歯のところで噛まない
・なるべく硬いものを食べない。
・歯にくっつきやすい粘着性のものは食べない
・歯ぎしりや噛みしめ、食いしばりをしない
・歯磨きは優しく行う
仮歯は、治療途中につけるあくまでも一時的なかぶせ物です。最終的なかぶせ物とは違って強度は非常に弱いと考えてください。そのため、食事をする時にがりがり噛んでしまうと割れてしまうことがあります。
また、仮歯は外れやすい物です。これには理由があり、治療中の部分にかぶせてあるため、治療の度に外したり、付け直したりする必要があります。もしも強力な接着剤で付けて外れなくなってしまうと治療ができなくなるため、あえて強力にはくっつけていないのです。そのため、仮歯部分に力をかけたり、歯ブラシをゴシゴシやることは避けましょう。
もしも仮歯が取れてしまった場合、放置しておくと中にばい菌が入って治療期間が長引いてしまったり、さまざまな不具合が出る可能性があります。そのため、外れた場合はなるべく早めにご連絡をください。
治療をスムーズに進めるためにも仮歯の取り扱いには気を付けましょう。
一壺歯科医院
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