入れ歯の調子が悪くなる原因(1)
2015年11月2日
入れ歯の調子が悪くなる原因としてはいくつか考えられます。まず、入れ歯を入れたばかりの段階では痛みや合わない、などの不具合が起こりがちです。歯科医院で入れた時はぴったりのように思えても、いざ食事をしたり機能させてみるとどこかしら合わないところが出てくるものです。また、調子よく使っている入れ歯も、長年使っているうちに合わなくなってくることがよくあります。このような不具合は歯科医院でこまめに調整する必要があります。
入れ歯の調子が悪くなるパターンと考えられる原因は次の通りです。
1.当たって痛いところがある
<原因>
・入れ歯の縁が長い
・かみ合わせが高い
・内面に当たるところがある
2.外れやすい
<原因>
・吸着する面積が足りない
・かみ合わせが不安定
・歯ぐきが痩せてしまった
・金具が緩んだ
3.入れ歯の下にものが入る
<原因>
・入れ歯の縁が短い
・歯ぐきが痩せてしまった
4.喋りづらい、吐き気がする、食べ物がおいしくない
<原因>
・入れ歯に慣れていない
・入れ歯が大きい、など
このように合わない症状と原因は様々ですが、慣れで解決できるものもあれば、早めの調整や作り直しが必要になる場合もあります。合わない入れ歯を使い続けことで、歯ぐきが変形したり、骨が痩せてしまうこともあります。不具合がある場合は早めに受診しましょう。
一壺歯科医院
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