歯茎の色が悪くなる原因
2015年7月10日
歯茎の色が悪くなって気になっている方もいらっしゃるでしょう。歯茎の色が悪くなる原因はいくつかあります。代表的なものをあげてみます。
1メラニン色素
肌の色が人それぞれであるように、歯茎の色もメラニン色素が多いか少ないかによって色が変わってきます。メラニン色素の多い人は歯茎が茶色っぽくなります。また、歯茎のメラニンはタバコによっても増減し、自分が吸っている場合はもちろんのこと、受動喫煙によっても増えることがわかっています。親が喫煙していると子供の歯茎が茶色っぽくなる傾向があります。
2歯周病
歯周病が進行してくると、歯茎の血流が悪くなり、赤黒い歯茎になります。
3タバコ
1で触れましたが、タバコを吸うとニコチンに対する防御反応、また、ビタミンCが破壊されることによりメラニン色素が増えて茶色っぽくなります。また、タバコから出される一酸化炭素によって歯茎が酸欠状態になり、さらにニコチンの作用によって血管が収縮し、血行が悪くなります。それにより、歯茎の色は紫色っぽくなってきます。
4メタルタトゥー
差し歯などの金属のイオンが唾液中に溶け出し、周圍の歯茎が黒ずんで入れ墨のようになることがあります。これをメタルタトゥーと呼びます。
歯茎の色を明るくする治療法もありますので、歯茎の色でお悩みの方は是非一度ご相談ください。
一壺歯科医院
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