舌苔のつき方で分かること
2015年5月7日
舌苔は健康のバロメーターとしても知られています。
舌苔の色、厚さ、状態で次のようなことがわかります。
1.白く全体的にうっすらとついている
理想的な状態で問題はありません。この状態で口臭が出ることはほとんどありません。
2.白くべったりと厚くついている
胃の調子が悪いときや唾液が減っている時、舌が動いていない時などにみられます。
3.全く舌苔がない
ミネラルや鉄分が不足すると起こります。
4.分厚く、黄色っぽくなっている
タバコのヤニの色で黄色っぽくなっている、あるいは体調不良、病気などが続くと黄色っぽく現れる場合があります。
5.黒い舌苔
体調不良や病気がさらに続くと、口の中の細菌バランスが変化し、普段はあまり存在しない細菌が異常に増えることがあります。そうすると黒っぽくなってきたりします。
6.まだらについている
地図のように見えることから地図状舌と呼ばれています。胃腸が弱っている、栄養不足(タンパク質、ミネラル、鉄分)などによって起こります。
このように、舌苔は健康な状態でも付いているのが普通であり、また1日の中でも付いている量は変化します。例えば夜間眠っている時は唾液が減少して増えますし、疲れている時にも同様に増えます。大量につく場合には何か異変が起きているサインの可能性がありますので、時々チェックしてみることをおすすめします。
当院は患者様一人一人にきめ細かなケアを行うことでお口の健康を守るお手伝いをさせていただいております。
一壺歯科医院
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