歯周病には活動期と静止期がある
2015年3月11日
歯周病はSilent Diseaseサイレントディジーズ(静かなる病気)とも呼ばれ、自覚症状をあまり出さないまま静かに進行していく病気として知られています。
この歯周病は病状が進行する活動期と、症状が落ち着いている静止期を繰り返す病気であると言われています。静止期には症状がありませんので、治ったかのように思ってしまいがちですが、体の抵抗力が落ちると、また活動期に入ってしまい病状が進行してしまいます。
活動期の症状として自覚できるものとしては
・歯ぐきからの出血
・歯ぐきが赤くなり腫れる
・歯ぐきの痛み
などが挙げられますが、これらの症状が出ているときは活動期であると言えるでしょう。このような時は、なるべく柔らかめの歯ブラシを使って歯ぐきをマッサージするように、弱い力で小刻みにブラッシングをするようにしましょう。
二本を同時に磨く要領で、一箇所につき20回往復させるくらいがよいでしょう。
抵抗力が落ちないように、日頃の体調管理も大切です。また、静止期に症状が治まっているからといって油断をせず、手入れを怠らないように、日々のブラッシングを丁寧に行うようにしましょう。
そして普段のお手入れで取りきれない汚れを定期的に歯科医院で取り除くことも健康な歯ぐきを保つには不可欠です。
当医院では3ヶ月に一度のメインテナンスをお勧めしております。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/0520periodontitis/