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歯周病と喫煙の関係性

2015年2月18日

以前の記事で「歯周病を悪化させる要因」のところで触れましたが、喫煙は歯周病の発病や進行に大きな影響を与えることが知られています。
ある統計によると、歯周病にかかる危険は
・1日10本以上喫煙した場合・・・5.4倍
・10年以上喫煙した場合・・・4.3倍
と言われ、また重症化しやすくなると言われています。
喫煙が歯ぐきによくない理由は次の通りです。
■ニコチンが免疫の機能を狂わせる
このため、病気に対する抵抗力がおちる、またアレルギーを起こしやすくなると言われています。
■血行が悪くなる
タバコの煙に含まれる一酸化炭素は組織への酸素供給を妨げ、ニコチンが血管を縮ませるため、体が酸欠状態となります。
■傷を治す働きのある細胞の働きを抑える
このため、もし手術をしたとしても手術後の治りが悪くきります。
■ヤニがつく
このため表面がべたつき、さらに歯垢が溜まりやすくなって歯ぐきの炎症が起こりやすくなります。
しかし、喫煙しているときは血行が悪くなっていることにより、歯ぐきの腫れや出血がパッと見、あまり出ていないように見えるので患者さん自身が歯周病に気づきにくくなります。
喫煙している方は禁煙をすることで、歯周病のかかりやすさが40%も減ることが報告されています。喫煙は百害あって一利なし、です。喫煙している方は思い切って禁煙をしてみてはいかがでしょうか。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/

歯周病と糖尿病の関係性

2015年2月18日

以前に「歯周病が全身におよぼす影響」と「歯周病を悪化させる要因」の記事で触れましたが、歯周病と糖尿病にはお互いに影響を及ぼし合う、という非常に密接な関係があることがわかっています。
糖尿病とは食事で分解された糖分が体内に吸収されにくくなって、血液中に糖が溜まってしまう状態(高血糖)が続く病気です。高血糖の状態が続くと様々な症状がでてきますが、糖尿病もその一つに数えられています。
<糖尿病から歯周病への悪影響>
糖尿病で高血糖の状態が続くと、免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなると言われています。歯周病も感染症ですから、糖尿病の人は歯周病にかかりやすくなります。さらには、高血糖状態は活性酸素の発生を促し血管の内側の膜を傷つけることにより、様々な組織での障害を起こしますが、歯ぐきの血管もそれにより傷んでしまい、歯周病が進行しやすくなります。
<歯周病から糖尿病への悪影響>
歯周病原菌により作られる炎症性物質が血液中に入り、血糖をコントロールするホルモンであるインスリンの働きを阻害し、糖尿病を悪化させると言われています。歯周病治療を行うことにより糖尿病が改善することが報告されています。
毎日の食生活や生活習慣を見直して、歯周病を予防することが全身の健康につながります。お口の健康は自己管理だけで完璧に行うことは難しいものですので、是非定期的な検診・メインテナンスを受けることをお勧めいたします。
当医院では3ヶ月ごとの検診をお勧めしております。お気軽にお問い合わせください。
一壺歯科医院
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歯周病の検査はどんな検査?

2015年2月18日

歯周病は進行しないと自覚症状がほとんどありません。ですので、歯科医院で検査をうけることによって初めてどの程度歯周病が進行しているかを知ることができます。
歯周病の検査としては次のような項目があります。
①歯周ポケットの深さを測るプロービング検査
 細い器具(プローブ)を歯ぐきの溝=歯周ポケットに入れ、歯周ポケットの深さを測って重症度の
 判定をします。非常に軽い圧しか加えませんの絵ほとんど痛みは感じません。健康な歯ぐきでは深
 くても3mm程度、それ以上になってくると歯周炎ということになり、歯磨きだけでは治りませ
 ん。
②出血のチェック
 プロービング検査の際に出血があるかどうかもチェックします。出血は炎症の目安となります。
③動揺度の検査
 ピンセットで歯を揺らしてみて動揺の度合いを調べます。
 0度;生理的動揺の範囲(0.2ミリ以内)
 1度;前後に動く(0.2ミリ~1ミリ)
 2度;前後左右に動く
 3度;前後左右上下に動く
④X線検査
 レントゲン写真を撮り、歯槽骨がどれくらい吸収してなくなっているかを確認します。
⑤歯垢の付着場所の検査
 歯垢を染め出す染色液を使い、歯垢の付着場所を確認し、付着率を記録します。これは治療に対す
 る歯ぐきの炎症の取れやすさ、治療終了後の歯周病の再発の指標となります。
歯周病の検査は、治療前、治療の途中経過、治療後など節目節目で行い、治療の効果がきちんと出ているかを確認します。
当医院では丁寧な歯周病治療を行っております。定期的な検診をお勧めいたします。
一壺歯科医院
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唾液を出して歯周病・虫歯予防をしましょう

2015年2月15日

歯周病・虫歯の予防には「歯垢をためない=プラークコントロール」が大事だということはよく知られています。そこで歯磨きを皆様頑張ってやっていらっしゃるわけですが、実は口の中の唾液がお口の健康に大きく関わっており、歯周病や虫歯の発生に大きな影響を及ぼしています。
■唾液の役割としては
1.食べ物の消化作用
2.自浄作用(食べカスを洗い流す)
3.免疫作用・殺菌作用
4.歯の再石灰化作用(初期虫歯の進行を防ぐ)
5.粘膜保護作用(傷を早く治します)
6.緩衝作用(口の中を中性に保ちます)
7.止血作用
8.味覚伝達作用
などがあります。
■唾液が少なくなると次のような症状が起きてきます。
1.歯垢が洗い流されなくなり歯周病や虫歯が進行する
2.口臭が強くなる
3.口の中の粘膜がピリピリ痛んだり口内炎、口角炎ができやすくなる
4.口の中がネバネバして食事や会話がしづらくなる
5.味覚が分かりづらくなる
■唾液が少なくなる原因としては次のようなものが挙げられます。
1.加齢
2.薬の副作用
3.ストレス
4.食生活や生活習慣によるもの
5.口呼吸
6.喫煙・アルコール
7.全身疾患の影響によるもの
近年、ダイエットで食事を抜いたり、あまり噛まないで食べられる食事が一般化し、「噛む」ということが少なくなっていることによるドライマウスが増えていると耳にします。唾液はよく噛んで口の周りの筋肉が働くことによって唾液腺が刺激されて分泌されるものですから、あまり噛まないことが続くと唾液腺が衰えてしまい、ますます分泌されなくなってしまいます。繊維質の物などを適度に取り入れ、食事の時はよく噛むことを心がけましょう。また、ストレスや喫煙、アルコールは唾液の分泌を減らしたり、口が渇く原因となります。リラックスする時間を作って、喫煙・アルコールは控え目を心がけましょう。
一壺歯科医院
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歯肉炎、歯周炎、歯周病、歯槽膿漏って何が違うの?

2015年2月15日

歯肉炎、歯周炎、歯周病、歯槽膿漏これら全て歯ぐきの病気だということは、皆さんご存知のことと思います。ところでそれぞれの違いが何かご存知ですか?簡単に説明していきます。
まず、歯肉炎と歯周炎をひっくるめて歯周病とよんでいます。
■歯周病
 ・歯肉炎
歯周病の初期の段階で、20代以下の若い年齢層で主に起こる歯ぐきの炎症です。歯垢が溜まることによって歯ぐきが赤く腫れたり、歯ブラシで磨くと出血しやすかったりします。ブラッシン
グを徹底することによって治ります。
 ・歯周炎
主に30代以上に多く見られ、歯肉炎を放置しておくことによって歯を支えている歯槽骨がとけてなくなっていきます。そうすると歯ぐきの溝である歯周ポケットが深くなっていき、そこに歯垢が溜まり、それがさらに骨を破壊していきます。進行してひどくなってくると歯がぐらついてきたり、膿を出したり、強い口臭を放ってきます。骨が根っこの先端までなくなると歯が抜けてしまいます。歯肉炎と違い、ブラッシングをしただけでは治りません。歯科医院での治療が必要となります。
歯槽膿漏とは、「歯の周囲の歯槽骨から膿が漏れる」ということからついた名前で、状態としては重度の歯周病の事を指します。かつては歯槽膿漏という言葉が専門家の間でもよく使われていましたが、現在は歯周病と呼ぶようになっています。しかし、歯槽膿漏という言葉はいまだに巷ではよく使われているようです。
歯周病の予防には定期的なメインテナンスが欠かせません。3ヶ月から6ヶ月に一度の歯石とりをお勧め致します。
一壺歯科医院
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正しい歯磨きの仕方を身につけましょう

2015年2月15日

歯周病、虫歯予防のためには普段のプラークコントロールが一番大事です。歯磨きをする際のポイントを知っているかいないかで予防効果に大きな差が出てきます。今回は歯ブラシによる一般的な正しい磨き方について説明させていただきます。
まず歯ブラシ選びが大事になってきますが、これに関しては以前の記事「歯ブラシの選び方」をご覧ください。
<正しい歯磨きの方法>
■効率よく歯垢を取るためのコツ
・歯ブラシは鉛筆を持つように持ちます
・毛先がしならないくらいの軽い力で磨きましょう
・2本同時に磨く感じで小刻みに動かして一箇所を10~20往復磨きましょう
■歯磨きのポイント
・歯の噛む面、裏側、表側の3面を分けて磨くようにしましょう。磨き忘れのないように順番を決めて磨くとよいでしょう。
・奥歯の噛む面、歯と歯茎の境目、歯と歯の間は三大不潔域と呼ばれ、磨き残しの多く出るところです。この三箇所を意識して磨くようにしましょう。
■歯ブラシの当て方
・奥歯の噛む面にはブラシの先を垂直に当てるようにし、溝の汚れを掻き出すように磨きましょう。
・歯の側面は次のように当てて細かく前後に動かして磨きましょう。
 →虫歯予防には;歯の面に90度にブラシを当てて
 →歯周病予防には;歯と歯茎の境目に45度の角度でブラシを当て、歯茎の溝の中の汚れを取るような気持ちで
 
ぜひ、以上を意識して磨いてみてください。それだけでも清掃効果に大きく差が出てきます。
当医院ではブラッシング指導にも力を入れております。お気軽にご相談ください。
一壺歯科医院
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補助清掃用具 ~デンタルフロスについて~②

2015年2月8日

今回はデンタルフロスの使い方について説明していきます。
■デンタルフロスの使い方(糸巻きタイプの場合)
1.デンタルフロスを糸巻きから引っ張り出し40~50cmの長さに切り取る 
2.両端を両手の中指に巻きつけていく
3.両中指の間が10cmくらいになるまで巻きつけ、人差し指と親指で糸をつまむ
4.歯と歯の間にデンタルフロスを入れる。この時、ノコギリを引くようにゆっくりと挿入していく
5.デンタルフロスを片方の歯にしっかりと沿わせながら入れていき、歯ぐきの下、1~2ミリくらい まで入れる
6.沿わせたままデンタルフロスを上下に何度かこすりつけるように磨く
7.デンタルフロスの沿わせる向きを変え、隣の歯も同じように磨く
8.挿入した時のようにノコギリを引く動きでデンタルフロスを外す
9.片方の中指のデンタルフロスを一巻きし、反対側中指から一巻き外して新しい面で他の歯間部も次々と磨いていく
※中指に巻きつける他に、デンタルフロスの両端を結んで輪っかにして同様に歯間部を磨くようにする方法もあります。この場合も同様に糸を少しずつずらして、常に清潔な面でそれぞれの歯間部を磨くようにしましょう。
歯ブラシでしっかり磨いたつもりでも、デンタルフロスを通すと意外にたくさんの歯垢が付いてきます。また、匂いを嗅ぐと結構臭うものです。この臭いも口臭の大きな原因となっています。1日1回デンタルフロスで磨くことで歯周病、虫歯、口臭を予防していきましょう。
デンタルフロスを初めて使う方は是非一度正しい使い方の指導を受けることをおすすめします。
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補助清掃器具 ~歯間ブラシの使い方について~

2015年2月8日

以前の記事で歯を磨くための補助清掃器具についてお話しさせていただきましたが、今回は歯間ブラシについて詳しく説明していきたいと思います。
歯間ブラシは歯と歯の間、とくに歯と歯茎の間の汚れを取る器具で、針金に細くて小さなナイロンの毛がついており、様々な毛束サイズが売られています。ブリッジや連結した被せ物が入っている部分の清掃にも適しています。
■歯間ブラシの選び方
歯間ブラシのサイズは、歯の隙間の大きさに合わせて選びますが、隙間よりも少し小さめで、磨く時に抵抗なく動かせるような余裕のあるサイズが良いでしょう。
■歯間ブラシの使い方
歯ぐきを傷つけないようにゆっくりと歯と歯の間に歯間ブラシを挿入していきます。ブラシは水平な状態に保ち、優しく前後に数回動かして清掃します。慣れないうちは鏡を見ながらやることをおすすめします。使い始めの頃は出血することがよくあります。これは歯ぐきが炎症を起こしているためで、繰り返し使っていくことにより炎症も無くなって出血も止まってくることが多いです。また、歯ぐきの炎症が取れて腫れが落ち着くと歯と歯の隙間が大きくなったり歯が長く見えることがありますが、これは歯ぐきが健康的な状態になって引き締まったことによるものですので問題ありません。
人によって歯の状態は異なりますので、まずは歯科医院でサイズの選び方、使い方を確認した上での使用をおすすめします。お気軽にご相談ください。
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補助清掃器具の種類と使い方

2015年2月8日

歯磨きの時に使う道具は歯ブラシだけ、という方が多いのではないかと思います。調査によると歯ブラシだけで磨いた場合、どんなに丁寧に時間をかけて磨いても歯垢の60~70%しか取れていないそうです。そこで、補助清掃器具を使うことによって歯垢除去率を90%にまで上げることができるのです。
歯には三大不潔域といって、磨き残しの出やすい部分があります。
それはどこかと言いますと、奥歯の噛む面、歯と歯茎の間、歯と歯の間です。それに加えて、奥歯の一番後ろの面もよく磨き残しの出るところです。その場所を知って意識して磨くだけでも歯垢除去率は大幅に改善しますが、どうしても歯ブラシの届かないところは補助清掃器具を使う必要があります。
補助清掃器具には次のようなものがあります。
■歯間ブラシ
歯と歯の間の下の隙間部分を磨くためのものです。歯周病で歯と歯の間の隙間が開いてきている場合に効率良く歯垢を取り除くことができます。
■デンタルフロス
歯と歯の隙間を清掃する細い糸です。歯間ブラシが入らない場合はこちらを使います。
■タフトブラシ(部分磨き専用歯ブラシ)
歯ブラシのような柄の先端に小さな毛束が付いているもので、普通の歯ブラシで磨きにくい場所、奥歯の後ろ側や歯並びが悪い部分などに使います。
1日1回、できれば夜にこれらの補助清掃器具を使うだけで、歯周病や虫歯の予防効果が大きく変わってきます。皆様もぜひ、取り入れてみてください。
補助清掃器具の使いかたなど疑問がありましたらお気軽にご相談ください。
一壺歯科医院
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