歯石取りが必要な理由
2015年1月17日
歯石とは歯垢(デンタルプラーク)が唾液中のミネラル成分と結合して石灰化したものです。
歯と歯ぐきの境目につくことが多く、黄白色もしくは灰白色の硬い石のようになっています。
歯垢がついてからだいたい2~3日経つと石灰化し始め、歯石へと変化していき歯ブラシでは取れなくなっていきます。
歯石自体は無毒化しており害はないのですが、歯石の凸凹に歯垢が絡みやすくなることにより、
その歯垢が歯ぐきに炎症を起こし、歯周病を悪化させていきます。
ですので、歯垢がつきやすくなる場所を取らなければどんなに歯磨きを頑張っても効果が十分に発揮されず、歯ぐきの炎症が残ってしまうのです。
歯ブラシで取れなくなった歯石は歯科医院で専用の器具や機械を使って取り除きます。
初期の歯周病であればこの方法で改善が見られます。
個人の体質の違いも関係してはきますが、一度除去してもまた付着してきますので、
歯ぐきの健康を守るために3~6カ月に一度の歯石取りをお勧めいたします。
また、当医院ではPMTCという歯のクリーニングを行っております。
どんなに丁寧な歯磨きでも、完璧に汚れを落とすことは難しいため、、専用機器や歯磨剤を用いて歯の表面や隙間を一本一本丁寧に磨いていくものです。
これによって歯の表面がツルツルと滑沢になり、歯垢をつきにくくする効果が期待できます。
当医院では健康な歯を守るために3カ月に一度の健診をお勧めしております。
http://www.icco-d.com/0525preventive/