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根尖病巣を放置していると起こりうること

2014年12月21日

根尖病巣はできていても慢性の経過をたどっていることも多く、必ずしも痛みや腫れなどの症状を出すわけではありません。
レントゲン上で初めて発見されることも多く、もしくは体調が悪くなった時に免疫が低下したり、何らかの刺激によって急性転化して痛みや腫れを出して気がつくこともあります。もちろん、このように痛みや腫れを出した場合には治療を行うことになりますが、もしも症状がなくて気付かず放置した場合はどうなるでしょうか?
根尖病巣は歯の根っこの周囲に限局した炎症ですが、進行するとその周囲の骨の炎症、歯槽骨炎やもっと広がると顎の骨全体にわたる顎骨炎などになる場合があります。感染が広がるにつれて症状もひどくなり、大きな腫れと強い痛み、また発熱なども伴うようになります。
ひどいケースでは下の顎の場合、感染は顎の骨から口の下の部分、また顎、首の下へと波及し、蜂窩織炎という急性の化膿性の炎症を起こし、それらの部分が大きく腫れあがり、入院しなければならなくなります。
また、下顎の歯の下に走っている下歯槽管(大きな神経と動脈が入っている)に炎症が達すると、この下歯槽管を伝って一気に下顎半分に炎症が波及し、知覚麻痺をおこすこともあります。
上の歯、特に奥歯の場合は根尖病巣があると、歯の上部に存在する大きな空洞、上顎洞(副鼻腔ともいいます)に炎症が波及し、歯性上顎洞炎を引き起こします。その場合、原因となる歯は抜歯をしなければならなくなります。
このように、痛みがないからといって歯に何も問題がない、と自己判断するのはとても危険な場合があります。ですので、定期的にレントゲンを撮って、歯の内部や骨に異常が起こっていないかを確認するのはとても大事なことなのです。
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