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銀歯の下が虫歯になるのを防ぐ方法 ~接着について~

2014年9月10日

皆さん、銀歯と歯を接合しているセメントは唾液で溶けるという事をご存知ですか?

歯科医院で使われている全てのセメントが溶けるという訳ではございませんが、従来から保険治療で使われている「合着材」は、水に溶ける性質を持っているため、唾液により、長年かけてお口の中に溶けだしていきます。

つまり、最初はセメントが銀歯と歯の間にしっかりと埋まっておりくっついているものの、長い年月を経てそのセメントが溶けてしまうと、そのセメントがあった部分に隙間が出来てしまうため、その隙間から細菌や虫歯菌が侵入し、虫歯になってしまうのです。

先日のブログで、隙間の無い治療のための重要ポイントとして「接着」を挙げさせていただきましたが、実は、「接着」と「合着」は、似ているようで違います。

「接着」とは・・・
接着剤を使って、歯とかぶせ物を”化学的に”結合することを言います。
分子レベルでの結合になりますので、かぶせ物と歯が一体化します。

「合着」とは・・・
合着材を使って、歯とかぶせ物を”機械的に”結合することを言います。
歯の表面の凸凹にセメントが入り込んで固まり、その摩擦力によって結合を維持します。
セメントが溶けたり、劣化したりすると、結合力を失い、剥がれたり外れたりします。

接着材は合着材に比べ非常に高価ですので、通常の保険治療では使うのが難しい現状もありますが、詰め物やかぶせ物の下の虫歯を防ぐには、しっかりとした型どりと精密な技工に加え、接着剤でしっかりと接着してあげることが大切です。

このように、当院では、手間や費用は掛かりますが
治療直後はもちろんの事、10年後・20年後の将来を考えた治療を行っております。
http://www.icco-d.com/0504concept/

何年も前に虫歯を治療し、銀歯にした歯が痛む。

2014年9月9日

銀歯の下の歯が痛むので歯医者さんに診て貰ったら、中が虫歯だらけだった!という経験をした事のある人も多いのではないでしょうか?
先日も、「不適切な根管治療を行ったことにより根管内が再感染し、歯の根っこの先に膿の袋が出来る。」という記事を書かせて頂きましたが、実は、日本における歯科治療の3分の2が、既に行われた歯の治療の再治療であると言われております。
なぜ、治療したはずの歯がまた悪くなってしまうのでしょうか?
その原因もさまざまですが、今回のような「銀歯の下の歯が痛む」と言った場合には、主に2つの原因が考えられます。
1つ目は、先日も挙げさせて頂いた、不適切な根管治療によるもの。
そして2つ目は、銀歯と歯の間に”隙間”が出来ていたことにより、そこに汚れがたまり、細菌が中に入り虫歯が広がってしまったものです。
この2つ目の”隙間”について
隙間の無い治療のための重要ポイントは、主に「型どり」「技工物」「接着」の3点ですが、今回はこの中の「型どり」についてお話しさせて頂きます。
銀歯のようなかぶせ物の場合、その継ぎ目は歯肉の中に入り込んでいますので、通常保険治療で行うようにそのまま型どりしても、歯肉の中まで型どり材が入って行かず、歯の形が正確に取れないため、ぴったりと合ったかぶせ物を作ることが出来ません。
当院では、手間がかかってしまいますが、歯と歯茎の間に細い糸を挿入し、一時的に歯と歯肉をわずかに離してから行う「歯肉圧排」という技術を使って型どりを行いますので、歯の辺縁部までぴったりと合う型どりを行うことが出来ます。
また、型どりをするための材料(印象材といいます。)によっても精度が違ってきます。
通常の保険治療では、寒天やアルジネートという比較的安価な印象材を使いますが、当院では、高価ですがより精度の高いシリコンを使って型どりを行います。
印象材の精度とは、いわゆる「歪み」がどれくらいあるかを数値で表したものですが、その数値で比較すると
シリコン:0.3% 寒天:1.5% アルジネート:2.8%
と、圧倒的にシリコンの方が精度が高い事が解るかと思います。
歪みが少ないという事は、当然、よりぴったりと合うかぶせ物を作ることが出来るという事です。
上記はほんの一部ですが、このように、手間と費用は掛かってもしっかりとした治療を行う事で再治療のリスクを抑えることも出来るのです。
当院の、精度にこだわった技工はこちら
http://www.icco-d.com/1010shikagikou/

歯ぐきに白い出来物が出来た

2014年9月7日

腫れや痛みもないのに、突然、歯ぐきに突然白い出来物が出来る事があります。
歯ぐきにできる出来物は、口内炎やエプーリスと呼ばれる良性の限局性腫瘤(しゅりゅう)等、さまざまなものがございますが、ほとんどの場合は、根の先に溜まった膿が出てくる時にできる婁孔(ろうこう)であることが多いです。
この婁孔がよく見られるのは、虫歯や外傷などで歯の神経が死んでしまい、そこから慢性的に感染炎症がおこっている時や、不適切な根管治療をしたために、根管内が細菌により再感染してしまった時などで、根っこの先に”歯根嚢胞(しこんのうほう)”という、膿の袋が出来ているような場合です。
歯根嚢胞自体は痛みや腫れを伴わない事も多いので、通常は、自分ではその存在に気付くことが無いのですが、その袋の中に溜まった膿が外に出ようとして、歯槽骨という歯を支えているアゴの骨の中を通り、歯ぐきの表面にまで出てきた時に、婁孔となって現れるのです。
つまり婁孔が見られるということは、その周囲の歯の根の先に歯根嚢胞が出来ていることが疑われるということです。
歯根嚢胞は、基本的に、放置していても自然治癒することはありません。
むしろ、ゆっくりですが確実に進行し、巨大化していきます。
歯根嚢胞が小さいうちであれば、適切な根管治療を行う事で完治できますが、長期間放置してしまった場合は根の治療だけでは難しくなり、抜歯をしなければいけないケースも出てきますので、もし歯ぐきに出来物を見つけたら、早めに歯医者さんに診てもらう事をお勧めします。
一壺歯科医院のマイクロスコープとラバーダムを使った精密根管治療はこちら
http://www.icco-d.com/0515konkanchiryou/

疲れたときに、歯茎が腫れたり歯が浮いた感じがする。

2014年9月5日

普段は何ともないのに、徹夜明けやストレス過剰の時にだけ、歯茎が腫れたり、歯が浮いた感じがする。
そんな経験のある方も少なくないのではないでしょうか?
実際、ストレスが、直接的に歯のトラブルを引き起しているというケースは一般的にはありません。
しかし、体に過度のストレスがかかり、体の対抗力が落ちることにより、間接的に、歯茎が腫れる・歯が浮いた感じがする等と言ったお口のトラブルを引き起こす場合があります。
例えば、初期の歯周病の場合。
初期の歯周病は、通常は体の抵抗力でその痛みや炎症を抑えているので、ほとんど自覚症状がありません。
しかし、ストレスや疲れで抵抗力が落ちると、歯周病菌が活発になって歯ぐきの腫れを引き起こし、歯が浮いた感じがすることがあります。
そういった時は、まずは充分に休養を取り、血行を良くしてあげること。
また、体の抵抗力が回復して浮いた感じが治まったとしても、歯周病の進行が止まった訳ではありませんので、日頃からブラッシングをしっかりと行い、3ヶ月に一度は専門家による定期検診で口腔内の健康をチェックしていきましょう。
一壺歯科医院の予防メニューはこちら
http://www.icco-d.com/0525preventive/

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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