歯とアルツハイマー病
2013年7月4日
今日、中日新聞の朝刊に”アルツハイマー病マウス実験「歯失うと悪化」証明”という記事が掲載されていました。
歯を失うと、アルツハイマー病の症状が悪化することを、名古屋市立大学院研究科の道川誠教授らのグループがマウスを使った実験で発見したとのことです。
以前から歯がないとアルツハイマー病が進行しやすかったり悪化することは知られていましたが、医学的に確かめられたのは初めてです。道川教授は歯を失われるのを予防することで、アルツハイマー病の進行を遅らせるのは可能性があるとご指摘されています。
臨床では、片方でしか咬めない状況が長く続くと左右の筋肉のバランスが崩れて、遠く離れた足や腰に症状がでるようなことも経験します。
生活を楽しむためにも病気を予防するためにも歯はこれからますます重要となっていくのではないでしょうか。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院