歯周病とアルツハイマー
2013年5月30日
今日、5月30日の地元紙、中日新聞に”歯周病がアルツハイマー病を悪化させることを、名古屋市立大と国立長寿医療センターのグループがマウスを用いた実験で明らかにした”と掲載されていました。メカニズムについてはまだ不明とされていましたが、歯周病の治療や予防によりアルツハイマー病の予防や進行抑止ができれば、こんなに良いことはありません。
また、5月16日の中日新聞には、治療で抜歯した歯の幹細胞を培養して、同じ人の抜髄した歯の中に注入して歯髄を再生させる国内初の臨床研究が開始され、その協力者を募集していることが掲載されていました。
この歯髄の再生が一般臨床で行えるようになれば、抜髄した後に起こる様々な問題を避ける事ができ、生活のクオリティーが上がるのではないでしょうか。
最近の歯に関する明るいニュースでした。
名古屋 中区 栄 一壺歯科医院