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世界歯内療法会議報告 3

2013年5月29日

25日は私が今回の会議で最も楽しみにしていた講演が行われる日です。
Shimon Friedman先生の特別講演”インプラント時代!?の再根管治療”とSeung-Jong Lee先生の特別講演”天然歯の再利用:歯の再植と自家移植”の2題です。
私は、根尖病巣のある歯の治療に際し、根管治療を行った方が良いのか、あるいは、抜歯してインプラントにした方が良いのか、いつも迷います。それに対する解答が得られないかとShimon Friedman先生の講演を拝聴しました。
最近の調査によれば、根尖病変のある歯の治療法として、再根管治療よりインプラント治療が選択される傾向にあり、これは、再根管治療の予後がインプラント治療より悪いという歯科医師の認識を反映していると説明されました。しかし、再根管治療の予後は、最新のエビデンスで良好であると支持されており、再根管治療が予後不良として抜歯をして、インプラントにするのは、むしろ患者さんにとって不利益になるとShimon Friedman先生は講演されました。
Seung-Jong Lee先生の講演ではインプラント治療の前に患者様自分の歯を有効に使いたい、といつも考えているのですが、これは正しいのか? これにたいする解答を得たいと拝聴しました。
Seung-Jong Lee先生は、最近行われている意図的抜歯や自家歯牙移植の成功率は80%以上あるといわれています。また、先生の大学での30年に及ぶ実績でも極めて予知性が高い治療法だと報告されていました。また、適応症や移植のテクニック、軟組織や硬組織のマネジメントについてご教授いただき、これからも可能な限り歯の再植や自家移植を行い、歯を保存していきたいと思います。
その他の講演では根管内の洗浄や根尖部のクラックなど明日からの診療に役立つ情報やテクニックを得る事できました。
 
                        名古屋 中区 栄 一壺歯科医院

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