印象
2013年2月27日
精密な補綴物を製作してもらうためには精密な模型が必要ですが、その模型を作るために精度の高い印象が必要となります。
当院は技工を東京 吉祥寺のアペックスの檜田さんに依頼しています。
檜田さんは20倍の実体顕微鏡を使用して補綴物を製作し、適合に関してもかなりウルサイことで知られています。
通常は、寒天とアルジネート印象材を用いて印象されることが多いようですが、当院では3M社製で親水性付加型シリコーン印象材 インプリントのヘビーボディとライトボディを使用して20倍の実体顕微で作業しても大丈夫な模型が作れるように精密な印象を採っています。
印象材を入れるトレーは既成のトレーを使用せず、印象する患者さんの顎の大きさや歯並びにあわせて院内で製作しています。
オーダーメイドの個人トレーですね。
個人トレーを使って印象すると印象材の厚みが一定になり印象材の変形のない印象を得ることが可能となります。
また、印象時に血液があると印象が不鮮明になってしまします。歯肉からの出血がない健康な歯肉が精密な印象を行うために大変重要となります。
オーダーメイドの個人トレー