パーシャル・クラウン
2012年9月6日
可能であれば補綴物の素材は白金加金の使用をおすすめしますが審美的にどうもという方に
パーシャル・クラウンはどうでしょうか。
通常、クラウンは歯牙の全体を削ってしまいますが、パーシャル・クラウンは頬側などの健全な歯質を残して形成します。形成は難しくなりますが歯牙の削除量を少なくすることができるメリットがあります。
上顎の歯では頬側の歯質を残すため、審美的に満足できるのではないでしょうか。
一例をご覧ください。
上顎の小臼歯です。犬歯の隣の歯をパーシャル・クラウンで治療しました。
スライドでは切端部に金属が少し見えますが、金属にあたる光の反射具合を調整することにより日常では審美的に問題はなく、健康な自分の歯を残すことができたことを喜んでいただけました。