“歯周病治療で肝機能が改善”
2012年2月24日
このような記事が2012年2月23日の中日新聞の朝刊に掲載されました。
ご覧になったかたもいらっしゃるかと思います。
この記事は横浜市立大学と大阪大学の研究チームが飲酒しない人も発症する非アルコール性脂肪肝炎患者が歯周病菌を保有する割合が健康な人の約4倍と高く、スケーリング(歯石の除去)や抗生物質の投与などの歯周病治療で肝機能が大幅に改善したというものです。
歯周病に関連する全身疾患には糖尿病、心臓血管疾患、脳卒中、誤嚥性肺炎、早期低体重児出産、骨粗しょう症、自己免疫疾患(アレルギー、リュウマチ)、白血病があげられていましたが新たに肝炎も加わることになります。
このような病気のリスクを少なくするためにもお口のなかの環境をよくして、定期検査やクリーニングをうけられることをお勧めします。